日立市市街、横尾忠則のY字路の絵のような坂の途中にある敷地。
築45年の平屋の住宅を若いご夫婦のために全面改装する計画です。
ご夫婦からこの土地・建物の調査を依頼をされた際の私たちのチェックポイントは、
震災の影響をどのように受けているか?
シロアリの被害はどうか?基本的な間取りはどうか?
使っている材料が自然素材であるかどうか?
そして周辺の環境、風や陽の光などをうまく利用できるか?でした。
上記のポイントをクリアしたこの古い住宅を
屋根・外壁・窓ガラスなどを新しい素材にすること、
断熱性能を現在の基準以上にすること。内装を全て自然素材でつくること。
新しい生活と将来の変化に合わせて間取りと動線を整理すること。
そしてこの家が最初から備えていた気持ちよい縁側を
さらによい場所にすることなどをテーマにこのリノベーションの計画を進めました。