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kibaco80(ハチマル)完成内覧会を開催します。

イベント・内覧会

みなさんこんにちは

今日から9月、残暑の季節になりました。

私たちは9月3日(土)・4日(日)の2日間、水戸の曙町にて

kibaco80(ハチマルと呼びます)の完成内覧会を開催します。

“kibaco80″はSEED設計室による新しいコンセプトの建物です。

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kibaco80は 巾7.28m 奥行4.55m 高さ(低いところで)3m、

床面積(約10坪)を基本ユニットにした、快適で可愛らしいサイズの建物です。

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kibaco80はデコボコの少ないすっきりとした切妻屋根が特徴です。

屋根、外壁はガルバリウム鋼板。

 窓はすべてペアガラスを使用、

エントランスには無垢の杉板を貼り、優しい雰囲気にしています。

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アプローチに面したファサード、巾4.5mのリボンウィンドウ(横長の窓のこと)が目を引きます。

この建物はオフィスとしてつくったのですが、住宅やガレージなどの用途のときは、

この窓を掃出しにして大きな庇を付ければ、とっても居心地のいい場所をつくれます。

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エントランスから室内に入ると、高い天井越しに木組みのトラスフレームが

リズミカルに並んでいます。

トラスフレーム構造は柱を少なくできるのでワンルームの建物に適しています。

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トラスフレームの製作風景。 親方が上からにらんでいます!

昨年、世界遺産に登録された群馬県の富岡製糸場では、重要な

ほとんどの建物が木造のトラスフレーム構造で造られています。

見直されていい工法ですが、作れる大工さんが減っています。

繰糸所内部1.jpg  繰糸所内部2.jpg

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以前ひたちなか市でご依頼を受け、お作りしたガレージです。

トラスフレームで室内を柱の無い空間にしています。 天上は高いところで3.8mあります。

三角形を組み合わせたトラスフレームは丈夫な小屋組みなので、

ガレージで使えると便利なチェーンブロックを吊ったりもできます。

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ガレージタイプの外観。

杉板の外壁を雨掛かりから守るために、軒を大きく出しています。

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kibaco80、オフィス仕様の室内です。

壁面いっぱいの造り付け収納、床板には厚さ3センチの杉無垢材を貼っています。

白いクロス貼り、杉板貼りの二種類の壁があります。

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 親方の平山さんが厚さ3センチの杉の無垢板を床用に加工しているところ。

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床は自然素材のワックスを、オーナーご家族と私たちで塗りました。

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事務スペースから見る水廻りと応接スペース。

収納を兼ねた目隠し壁や間仕切り家具で、スペースを有効に使います。

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屋根の断熱には旭化成のネオマフォームを外張り断熱施工をしています。

小さい建物の場合、外気温の影響を受けやすいので

しっかりした屋根の断熱と高い天井(できるだけ大きな容積)が必要です。

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“kibaco80(ハチマル)”の名前の由来は、建築総工費が¥800万からきています。

総工費には外構工事を除いて、建築申請費や照明、ブラインド、水廻りなど

すべて含めた金額です。

今回のような事務所の用途以外に 単身者(小さな世帯)の方の住宅、

cafeや小売店、ガレージ、休暇小屋(小さな別荘)など色々なバリエーションが展開できます。

“kibaco80″はしっかりした構造と断熱、無垢の木材を使ったプレーンな建物です。 

お使いになる住まい手の方に合わせて成長してほしいと考えてデザインしました。

ご興味のある方はぜひ、

9月3日(土)・4日(日)のkibaco 80(ハチマル)の

完成内覧会にお越しいただきたいと思っております。

詳しい情報と地図はこちらへ

↓↓↓↓ハチマルくんをクリック!↓↓↓↓↓

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今回の内覧会を開催するにあたり、オーナーさまにはあらためて感謝申し上げます。

SEED設計室 代表  野田 直彦でした。

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