みなさんこんにちは 暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
私たちは、7/21(土)・22(日)、水戸市河和田にてお施主さまのご好意で
建築途中の”kibaco”内覧会を開催いたします。
切り妻の屋根と、外壁に杉の粗板をつかったこのお家は
水戸市河和田町、赤塚駅にほど近い郊外に建っています。
開催前に少しお家の紹介をしたいと思います。
私たちはお施主さまとのお打ち合わせのときに1/100の模型を使います。
敷地図に載せて、風向きや陽の光の入り具合、窓から見える風景など、
お施主さまと私たちとで一緒に検討します。
平面の図面では見えてこないことが、立体の模型ではわかってきます。
今回の計画では、朝日の昇る東側にあるもみじの木がシンボルツリーとして
間取りやデザインのキーになっています。
東面には一つだけ、お家ともみじの関係をつくるための窓を
設えています。
十字に切った印象的な窓は1.5m×1.5mもあります。
リビングから東側を見ると・・・・・
完成すると窓との間に薪ストーブが設置されます。
これから生活するお家の、ながい時間のなかで外とつながる窓の役割は
とても大きいものです。
お施主様にいただいたご要望で大事だったのは
“木の雰囲気を大切にして広く感じられる空間をつくること”でした。
私たちはそのご要望をかたちにするために
むくの木の柱や梁の構造をシンプルな屋根の形のなかに、素直に組むこと、
リビングや玄関などを壁の少ないワンルームの部屋とした1階と、2階の個室を大きな吹き抜けと
ゆったりとした階段で繋ぐプランにすること、
をプランニングの基本としました。
写真は外壁の板を貼る前の外断熱施工のものです。
今回の建築途中!の内覧会では、 大きな吹き抜けやワンルームの間取りに
対応した窓の配置や外断熱の方法、冷暖房についても、ご案内いたします。
木の良さや居心地を下支えする設計と施工については、これからお家をお考えの
みなさんに、ぜひ見ていただきたいポイントです。
現場にはお施主さまがお造りになった薪小屋が完成しています。
びっくりするぐらいキレイに、丈夫にできています。
ぜひこちらもご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
SEED設計室 野田 直彦でした。
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