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原木伐採の見学会に参加してきました。午前の部。

事務所の日常

こんにちは。

一昨日の11/12(土)にseed設計室スタッフ全員と小学2年生の子供の6人で

NPO法人「森と家を結ぶ会」の原木伐採見学会に参加してきました。

場所は栃木県那須町の伊王野(いおうの)という場所。

前日の雨がうそのように気持ちよい快晴!!

近くの道の駅で時間調整の一休み。

大きな水車が回っていてこの水車の力で動く石臼で引いたおそばが名物のようでした。

こちらの道の駅は面白そうで、またプライベートでもゆっくり遊びに来てみたいなと思いました。

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集合場所からマイクロバス2台に分乗して伐採現場の山へ移動します。

バスの中ではNPO代表の益子さんが林業の現状と作業の大変さ、

ご自分たちの今の活動について興味深いお話をして下さいました。

竹の侵食で森林が壊れていること。その竹を駆除しなくてはいけないが

人手不足だということなど初めて知るお話が聞けました。

山の木は植えたままでも、切ったままでも良くなくて循環させて管理するものなのだそうです。

そのため、今回の伐採見学の他、春には植林体験のイベントもされているとの事でした。

写真は5年前に植林した杉の木です。

大木になるには本当に気の長い管理が必要なんですね。

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その他乗り合わせた人たちで簡単な自己紹介などしながら和やかな雰囲気でバスは進み、

15分ほどで現地に到着しました。

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前日の雨で道はぬかるんでいましたが、長靴で5分ほど山道を進みます。

山の空気は澄んでいて、木の香りの中を歩くのはとても気持ちよかったです。

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さて、伐採現場に到着しいよいよ切り倒しが始まり、みんなで見守ります。

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今回切るのはテープの巻かれた樹齢70年の杉の木。

戦後すぐに植林されたもので、

参加された新築予定のお施主さん宅の柱に使われるとの事です。

良い思い出になりますし、柱を見るたび森に思いを馳せることでしょう。

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作業が始まりました。まず初めに「受け口」というのをつくり、木が倒れる方向を決めます。

次に木が倒れるときに割れないようにするための「中抜き」

最後に「追い口」を切って木が倒れていきます。

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「これから倒れるよーーー!!!」という合図のホイッスルが山に響き渡ります。

ズドドドオオォォンンンという音がしてあっという間に(5分もかからなかったでしょうか)

1本が切り倒されました。すごい迫力。

このあと、切り倒された木の傍に行ってみると

遠くから見ていたときはひょろっと見えていた木ですが直径60cmあまり。

目の詰まったきれいな杉です。

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この後、これを運び出し枝をはらって、いくつかの長さに切っていきます。

これを人力でやるのは想像を超える重労働ですね。

今は優秀な重機が活躍しています。

その内のひとつがこれ ↓↓↓↓

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黄色いザリガニみたいなこの機械は大木をつかんで

左右に送って枝をはらい、長さを計測しながら(どこで切るかはオペレーターさんが決めます。)

付属のチェーンソウで丸太に切っていく【プロセッサー】という重機だそうです。

この重機の動きもダイナミックで見ていてとても面白かったです。

「ちょっと動かしてみたいよなあ」とぼんやり考えていましたが、

これを動かすには特殊車両の他に【高性能林業機械】の免許も必要だそうです。

この後は泥で汚れた長靴を沢の水で洗い、

またバスに乗って昼食のバーベキューに向かいます。

美味しいバーベキューと製材工場のレポートは次回につづく~。

最後までお読み頂きありがとうございました。

株式会社シード/SEED設計室の 野田 利恵でした。

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