春も半ば、暖かくなってきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
SEED設計室ではGW前に水戸市千波町にて内覧会を開催します。
ご夫婦と小学生の男の子2人の4人家族、薪ストーブのあるお家です。
お家の計画は一年前、水戸市千波町に土地を一緒に探すところから始まりました。
これから完成したお家の見所をご案内します。
道路アプローチ方向から見たお家の様子、このお家と敷地はほぼ南を向いています。
木製の玄関ドアが最初に目にはいります。
家をつくる上で人を迎える玄関がわかりやすい場所にあることがとっても大事です。
玄関やリビングの掃出しの前には2.4mの庇のある大きなテラスがあります。
リビングの奥から南面にある玄関とリビング掃出しを見ています。
玄関を入るとタイル貼の大きな土間、その上に薪ストーブがあります。
リビングと庭をつなぐテラスには、水道とコンセントをつくり付けています。
ストーブでピザを焼いたり、BBQや日曜大工、苦手な靴洗いなどなど・・・・
生活がより楽しくなればと考えています。
東側にあるキッチンからリビングを見ています。
手前のカウンターの向こうがダイニング、その先に3帖の畳コーナーがあります。
TVを置く板壁の左のリビング階段が2階に続いています。
後ろを振り返ると作り付けのキッチン・カウンター収納があります。
この洗面台とキッチン収納のパース図は、お施主さんと現場でお打ち合わせしたときのものです。
カウンターの高さや材質、棚の枚数や扉の作りなどなど、現場で決めたことがカタチになってゆきます。
SEED設計室では現場での打ち合わせをとっても大切にしています。
カタチになった洗面台と鏡、収納です。
現場での打ち合わせは限られた時間のなかで大変なこともあると思いますが、
お施主さんにとって、たったひとつのモノが出来上がります。
洗面室からの続き、南面にある浴室は一年を通してカビにくく、冬暖かく快適です。
ペアガラスに内蔵しているブラインドで日差しを調整しています。
優しい光が疲れを癒してくれそうです。
kibacoでは床板と階段の板に地元の八溝杉を選んでいます。
ムクの杉材は柔らかく調湿機能があり、夏も冬も素足がとっても気持ちいいです。
2階の子供部屋は壁を作らずにいます。
もう少し大きくなったら壁を作り、家を出たら壁をはずしてまた広く使うことも
考えて設計しています。
2階の納戸をすのこの床で仕上げています。 1階の光が透けています。
部屋の空気が循環して湿気がこもらないので、布団などをしまうのに良い場所になります。
主寝室から東の方を見ると感じのいい古いお家とよく手入れされた庭が見えます。
東面に道路がありスペースのある土地を選んだので朝、陽が昇るのを感じることができる部屋になりました。
日々の生活のなかに四季の変化を少しでも取り入れたいと考えています。
主寝室の南面には大きく開く窓と、1階から屋根へと続く煙突があります。
窓は夏の日差しは入らず、冬に入るように設計しています。
また、薪ストーブの煙突が冬部屋を暖めてくれます。
リビングから吹き抜けを見上げます。 住宅地のなかですが上の窓は空だけが見える設計です。
テラスの先、庭の向こうには薪小屋を設置する予定です。
お家の様子がわかりやすく伝わればいいなと思い、長いご案内になりました。
でも、やはり実際のものを見ていただき、木に触れていただけるのが一番です。
どうぞ皆さんで足をお運びいただき、見にいらして下さい。
みなさんのお越しをスタッフ一同お待ちしております!!!
また、今回の内覧会に快くご協力いただきましたお施主さんにあらためて感謝申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。SEED設計室/株式会社シードの 野田 直彦でした。