こんにちは。
今日は先週の日曜日におこなった、日立市のS様邸での塗装作業の様子をお伝えします。
SEED設計室の建物『kibaco』では室内の仕上げに紙製のクロスを貼ることがあります。
ヨーロッパで100年以上にわたり愛用されている
ドイツ生まれの『ルナファーザー』という紙クロスで
この上から水性の塗料を塗って仕上げます。
この日はその塗装作業を建て主さんと一緒におこないました。
「室内の良く見えるところを素人さんが塗って大丈夫???」
とよく心配されますが、水性の塗料でムラが出にくく、
塗っていてもほとんど臭いもしないどころか、
ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着してくれると言うすぐれ物。
ビクロスという塗料を使います。
難しい話はさておき・・・
朝8時から作業が始まりました。
建て主さんは、この日のために、ご一家で揃えたツナギ姿でやる気十分!
ご親戚の方たちもお手伝いに来て頂き、
SEEDのスタッフと合わせ総勢12名で作業を進めます。
現場監督の竹本君が塗り方の説明をしていると、
小さな職人さんたちも一生懸命聞いています。
作業もしっかりお手伝いしてくれました。
みなさん、黙々と作業しています。
私たちはこのような作業に、できるだけ建て主さんが参加して頂きたいと思っています。
お家づくりの作業に少しでも関わっていただくと、後々のメンテナンスもご自分たちでやりやすくなり
なにより、一層自分たちの家に対する愛着が強くなるからです。
少しくらい上手に塗れなかったり、はみ出したりしていてもご愛嬌ですね。
(今回はとても上手に塗れましたよ!最後には監督の「竹本くんチェック」が入り
きれいに仕上がりました。)
ところで、この作業をする上で忘れてはいけないのが
前日までのマスキング作業。
塗ってはいけない部分を覆い隠し、難しい部分をちょこっとだけ
塗っておいてくれます。
これは本職の塗装屋さんがおこないますがとても細かく、根気のいる作業です。
この作業があるから、私たちでも簡単に楽しく作業ができるのです。
ジグソーパズルで難しいところを黙々と作り、
最後のピースを残して人に渡す時の気持ちと同じだろうか?・・・と
ついついそんな事を考えながら塗装をしています。
そんな下準備に感謝しつつ、作業は順調に終わり
みんなで記念撮影です。
これから、完成に向かって色々な設備なども入ってきます。
楽しみですね♪
こちらのお宅は4/15(土)・16(日)に完成内覧会を予定しています。
どんな仕上がりになったか、みなさんどうぞ見に来てくださいね!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
SEED設計室/株式会社シードの 野田 利恵でした。